治っても治っても繰り返し発生する「ニキビ」
恋人や友人に会う時など、大事な日に限ってできてしまい、うんざりしますよね。
コロナウイルスの蔓延でマスク生活が続き、ニキビができ始めた方も多くいます。今まで悩むことのなかったニキビ。その顔で人前に出るのが嫌になったりマスクをとるのが怖いと思っている方も多いのではないでしょうか?
ニキビができるだけで気分が下がり、できた日はどうやって隠そうか。明日には治るかな?こんな事ばかり考えてしまいストレスが溜まります。
ニキビができる原因はさまざまで、主に睡眠不足や日々の食生活、体質なども言われており原因は数え出したらキリがありません。
そこで今回はニキビとはなんなのか?
なぜニキビができるのか?
ニキビができてしまった時の対策やニキビの出来やすい人の特徴、ニキビを防ぐ方法などが書いてあります
ニキビに悩む方達へ向けたニキビなんかに悩まないストレスフリーな日々にしてほしいと思い記事を書きましたのでぜひ、最後まで見て行ってもらえればと思います!
この記事を読むことでわかること
- ニキビができる原因
- ニキビの色で判別する重症度の見分け方
- ニキビができやすい人
- ニキビができにくくする対策
ニキビとは
ニキビは医学的には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気です。顔だけでなく、首、胸、背中と全身にでき頭皮にまでできてしまいます。年齢に関係なく発症し、皮膚病の中で最もありふれている病気です。
10代の思春期によく見られ青春時代のシンボルともいわれる「思春期ニキビ」。おでこや鼻などのTゾーンにかけてニキビができます。皮脂の過剰分泌が主な原因でオイリー(脂性)な肌質をしている方が多いです。
20代や30代になってから新たにできたりするデキモノ「大人ニキビ」。頬やあごなどのフェイスラインにかけてニキビができます。主に乾燥やストレスや食生活などの生活習慣が原因で、乾燥肌や敏感肌な肌質をしている方が多いです。
ニキビができる原因
- 皮脂が異常に分泌される
- 皮脂が毛穴につまります
- 毛穴がつまり皮脂をエサにアクネ菌が増殖
- で毛穴の外に皮脂が出られず炎症を起こす
- ニキビができる
ニキビができる原因はさまざまですが、簡単にいうと「毛穴の詰まり」です。ニキビ=過剰な皮脂分泌と思われがちですがニキビの始まりである「毛穴の詰まり」は肌の乾燥が大きく関係しています。特に20代以降の「大人ニキビ」は肌の乾燥が原因の場合が多いです。
夏などよく汗をかく時期に多いとイメージがありますが、過去10年間のデータではニキビが発生する時期は10月〜12月が一番多く、ニキビは乾燥が原因と思われるようになってきました。
他にもさまざまな原因があります
- ホルモンバランスの乱れ
- 肌の乾燥
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- ストレス
- 間違ったスキンケア
- 紫外線から受けるダメージ
- 便秘
ニキビができる原因は個人差がありそれぞれ原因も異なります
ニキビができる過程と種類
第一段階 ニキビのできはじめ(コメド:白ニキビ・黒ニキビ)
- 皮脂が過剰分泌される
- 毛穴の出口がふさがる
- アクネ菌が増殖
- 皮脂が外に出られなくなり炎症を起こす
放置するとニキビの原因菌(アクネ菌)が増殖して悪化していきます
第二段階 ニキビが化膿(赤ニキビ)
- 毛穴につまった皮脂を栄養にアクネ菌が増殖
- 炎症を起こす
- アクネ菌白血球が戦い、幹部が化膿
- 赤く腫れてニキビができる
第三段階 後が残った状態(ニキビ跡)
クレーター状のニキビ跡が残った状態
ニキビ跡のパターンは1つではなく、さまざまです。
- 赤っぽく残るニキビ跡
- クレーター状に肌表面が凹凸するニキビ跡
- 茶色っぽく色素が沈着するニキビ跡
ここまで悪化してしまうと自力で治すのは難しくクリニックなどで治療する必要があります。
あなたに状態に合わせた記事はこちら
ニキビができやすい人
暴飲暴食をする
夜食や間食の摂りすぎ、揚げ物など脂肪分の多い食べ物の摂りすぎはニキビのもとです!
栄養バランスの良い食事を心がけ体の中からニキビのできにくい体質を作っていきましょう
飲酒・喫煙者
過度な飲酒は肝機能を低下させます
肝機能が低下するとビタミンの貯蔵がうまくできずビタミン不足と同じようにニキビができやすい悪影響な状態になります。
タバコに含まれるニコチンは体内のビタミンCを破壊したり、お肌の新陳代謝を低下させる働きをもっています。その結果、肌の老化が進みニキビができやすくなってしまいます
顔ニキビだけでなく、全身のニキビにつながったり肌荒れや肌の老化にもつながるので喫煙はさけましょう。
オイリー肌
オイリー肌とは皮脂が過剰に分泌され肌がベタベタした状態(脂性肌)のことをいいます。
皮脂が過剰に分泌され、剥がれ落ちた角質や老廃物などと混ざり毛穴をつまりやすくしてしまうことでニキビができやすくなります。
乾燥肌
洗顔のしすぎや紫外線を浴びすぎてしまう事が原因で肌が乾燥します。乾燥すると、肌は潤わそうと皮脂を余計に分泌させてしまい、毛穴の詰まりにつながりニキビができやすくなります。
正しい洗顔と適度な保湿、日焼け止めの使用などでニキビのできにくい潤った肌を目指しましょう
洗顔方法や保湿方法は後で詳しく解説しています。
睡眠不足
睡眠不足になることで肌のターンオーバーに重要な役割を果たす成長ホルモンの分泌が乱れてしまいます。
その結果、肌のターンオーバーが停滞し古い角質がいつまでも肌に残ってしまい、毛穴に皮脂がつまりニキビができやすくなってしまいます。
寝不足は肌の大敵!!
ニキビ対策
1日2回の洗顔
洗顔はニキビの原因であるアクネ菌や毛穴につまった皮脂などを洗い流すために非常に重要です
ですが、「洗顔のし過ぎ」は絶対にやめてください!
「洗顔のし過ぎ」はかえって肌の乾燥を引き起こしてしまいます。肌が乾燥すると肌が敏感になり、結果、ニキビのできやすい肌になってしまいます。
- 洗顔は多くても1日2回まで
- 洗顔料をよく泡立てゴシゴシと洗わず、泡を転がすように優しく洗う
- ぬるま湯(32℃〜38℃)でしっかりと洗顔料を洗い流す
保湿
洗顔後は化粧水、保湿ジェル、乳液や保湿クリームなどで保湿をしましょう。保湿剤は複数のものを併用することで保湿効果が高くなります。
肌が乾燥しやすい状態にあるため、洗顔後はできるだけ早く保湿してあげましょう!
良質な睡眠
ニキビができてしまった肌や荒れてしまった肌を綺麗な肌に生まれ変わらせるためには、やはり十分な睡眠は欠かせません。寝ている時に成長ホルモンが十分に分泌されることで、肌の再生活動が盛んになります。
睡眠で特に大切なのは「質」です。眠りに落ちてから最初の3〜4時間後に訪れる「ノンレム睡眠(深い眠り)」をどれだけ深く眠れるかが鍵となってきます!
ノンレム睡眠の質を上げるためのポイント
- 就寝90分前に入浴や半身浴をして体を温める
- 就寝前2時間はスマホやパソコン、テレビを控える
詳しくリンク
バランスの良い食事
ニキビはスキンケアや洗顔の外側からのケアも大事ですが、内側からのケアが非常に重要です。
ニキビに良いとされている栄養素を1日3食の中に取り入れてバランスの良い食事を心がけましょう。
ニキビ対策にはこれらが有効とされています!
- ビタミンB1(豚肉・うなぎ・たらこ・玄米など)
- ビタミンB2(鶏レバー・うなぎ・納豆・ブロッコリーなど)
- ビタミンE(かぼちゃ・うなぎ・サーモン・たらこなど)
(もっと詳しくリンク!)
顔に触れるものは常に清潔にしておく
手、髭剃り、カミソリ、タオル、枕カバー、シーツなど顔に触れるものは常に清潔な状態にしておくようにしましょう。無意識に汚れた手で顔を触ってしまっていませんか?ニキビの悪化の原因になってしまうので直接手で顔を触れるのは避けるようにしましょう。
どうしてもという時は綺麗に洗った手やティッシュなどをかませて触るようにしましょう。
まとめ
ニキビができる原因は簡単にいうと「毛穴の詰まり」です。
その他の原因は以下のものなどが挙げられます。
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
- 過度の飲酒と喫煙
- 皮脂の過剰分泌や肌の乾燥
ニキビを防ぐ対策はこちらです。
- 1日2かの洗顔
- 肌の保湿(乾燥させない)
- 適度な運動や半身浴などで汗をかく
- バランスの良い食事
- 質の良い睡眠
- 肌に触れるものは常に清潔に
ニキビができる原因は人によってさまざまで、ニキビ対策も人によって効果は異なります。これらを実践すれば今より確実にお肌の状態は良くなります。
また、暴飲暴食や喫煙を避けニキビを治すために取り組むバランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な洗顔や保湿で清潔な肌を保つことで健康にも良くなります。
そしてニキビが治れば、人前に出ることが楽しくなったり、ストレスが減ったり、日常に笑顔が増え自信を持てると思います。まずはしっかりとお肌と向き合い、自分の肌質を把握することが重要です。焦らずゆっくりと綺麗にしていきましょう。
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