乾燥肌なのにニキビができるのはなぜだろう。ニキビって皮脂が原因じゃないの?
いいえ、「大人ニキビ」は乾燥肌の方が多いんです。肌が乾燥することで肌を潤わそうと皮脂を大量に出してしまいます。「私はよく皮脂が出るからオイリー肌なんだ。」と思ってる方も、もしかすると乾燥肌の可能性があります。
自分がオイリー肌だからと思って洗顔をしすぎていたり、保湿をしなかったり、実は乾燥肌で乾燥を悪化させているかもしれません。
- 洗顔は朝と夜の2回!
- 洗顔後は肌が乾燥しやすいのですぐに保湿
- 顔を洗う時や顔を拭く時、とにかく摩擦をさせない
- 洗顔は32℃〜38℃のぬるま湯で洗う
- こまめに1日2リットル以上の水を飲む
- 保湿はクリームや乳液で必ずフタをする
- エアコンや暖房を使用するときは加湿を忘れない
乾燥は正しい洗顔と正しいスキンケアで十分改善できます!
詳しく解説してますので、ぜひ最後まで見ていってください。
乾燥肌とは
乾燥肌は肌のバリア機能が低下することで引き起こす「肌の潤い不足」です。
バリア機能が正常な状態
肌の水分が保たれているため紫外線などの外部からの刺激に耐えられる
バリア機能が低下して肌が壊れた状態
外部からの刺激に耐えられず、水分が蒸発し肌が乾燥してしまう
肌が乾燥すると皮膚に潤いがなくなり肌が硬くなります。硬くなってしまった肌は柔軟性を失い、もろくなります。肌がもろくなると少しの刺激にも敏感に反応し、さまざまな肌トラブルが発生してしまいます。
- 肌がカサカサし、白い粉をふく
- なぜかかゆい
- 肌がピリピリする
- 化粧ノリが悪い
- 入浴や洗顔後、肌がつっぱる
大人ニキビ(乾燥肌)と思春期ニキビ(脂性肌)の違い
乾燥肌にできるニキビは先ほど話した通り、肌の潤い不足です。乾燥している肌はバリア機能が低く、肌全体が敏感な状態です。
思春期ニキビは主に皮脂の過剰分泌が原因はおでこや鼻などTゾーンにかけてできますが、大人ニキビは乾燥や化粧品や古い角質が十分に落としきれず詰まることが原因で頬やあごなどのUゾーンにかけて発生します。
乾燥肌の原因と改善方法
原因
乾燥肌の原因は以下のことが挙げられます。
- カフェインの過剰摂取
- 食生活
- 水分不足
- 外気や暖房やエアコンによる空気の乾燥
- 間違ったスキンケア
- 過度な洗顔
- 入浴時の温度
- 不織布タイプのマスク
原因は色々なものが挙げられますが次で改善方法を解説するのでご安心ください。
改善
クレンジング
洗顔
朝と夜1日2回の洗顔を心がけましょう。
1.洗顔ネットなどで洗顔料をよく泡立てる
手を逆さに向けても落ちないぐらい濃密な泡で洗うのがおすすめ
2.とにかく優しく摩擦が起きないように泡を転がすように洗う
手や指は顔に触れず泡だけで洗っているようなイメージ
3.ぬるま湯(32℃〜38℃)で泡が残らないようにしっかり流す
顔に直接シャワーを当てると刺激になり悪化するので手でぬるま湯をすくい、当てるように洗いましょう
4.清潔なタオルで水滴を拭き取る
優しく顔を押さえるようなイメージで拭く。絶対にゴシゴシと拭かない!
スキンケア
洗顔後は肌が乾燥しやすくデリケートな状態です。なるべくすぐに化粧水を塗ってあげるようにしましょう。乾燥が気になる箇所は重ね塗りなどをしてしっかり保湿するのがポイント
1.乾燥しやすいUゾーン(頬やあごなどのフェイスライン)からTゾーン(おでこや鼻)にかけて化粧水を馴染ませる
摩擦が起きないように押し込むように化粧水を顔に染み込ませるイメージ
2.化粧水と同じようにUゾーンからTゾーンにかけて美容液を染み込ませる
乾燥肌向けの美容液やとろみのあるようなテクスチャーのものを使うと保湿力UP
3.クリームや乳液でしっかりフタをする
乾燥が気になる箇所などは重ね塗りをするなどしてしっかりと保湿するのがおすすめ
紫外線対策
保湿した後は必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。バリア機能が低下した肌は紫外線を防ぐことができず、ニキビだけではなく色素沈着、シミ、そばかすなどの肌トラブルに繋がります。
冬などあまり汗をかかない場合は朝に一度塗るので構いませんが、夏など汗をよくかく時は何度も塗り対策するのがおすすめです。
加湿器や部屋干しをして外気や暖房、エアコンからの乾燥対策をする
冬場は乾燥しやすい上に暖房を使用しますよね。部屋の中はかなり乾燥しています。お肌だけでなく喉やドライアイなどその他のトラブルも発生してしまうので加湿器や空気清浄機などで乾燥を対策しましょう。衣類などの「部屋干し」は部屋の乾燥対策になるので金銭面的にもおすすめです。
カフェインの摂りすぎを避ける
コーヒーやお茶などに含まれるカフェインは利尿作用がありますよね。適度な量でしたら問題ありませんが、1日に何杯もコーヒーを飲まれる方は利尿作用が働きすぎて体内の水分が失われてしまいます。
またカフェインには身体を冷やす働きもあります。身体が冷えると新陳代謝が低下してお肌の乾燥だけでなく毛穴の詰まりなどにも繋がるので普段からコーヒーをよく飲まれる方は注意しましょう。
栄養バランスの整った食事
ビタミンA
皮膚や粘膜を正常にしてくれる働きをします。
ビタミンB6
タンパク質をエネルギーに変えるのを助ける働きと肌を保護する働きをします。
ビタミンC
コラーゲンを生成したり肌の酸化を防いだりメラニンを抑制する働きをします。
ビタミンE
肌の酸化を抑える働きがあり、ビタミンCと一緒に摂ることで効果UP
水分補給
ヒトの体、70%は水分は構成されています。体内が水分不足に陥るとお肌を水分不足になってしまうので、最低1日2リットル以上のお水をこまめにとるようにしましょう。
マスクの見直し
マスクをすることで摩擦が発生します。摩擦が肌への刺激となり、肌のバリア機能を低下させ、乾燥をより悪化させてしまうのです。
- 肌に優しい生地のマスクを選ぶ
- インナーマスクなどを使用する
- 自分のサイズに合ったマスクを選ぶ
とにかくマスクの摩擦をできるだけ減らし刺激を与えないようにしましょう。
睡眠
質の良い睡眠をとり、成長ホルモンを分泌させましょう。成長ホルモンが分泌するとターンオーバーの促進をサポートしてくれます。また、日中に受けた肌ダメージを回復させる働きもあるので半身浴などをして質の良い睡眠を取るように心がけましょう。
乾燥肌のための洗顔・保湿ポイント
メイク落とし
クレンジング
優しくこすらず洗顔をする
32℃〜38℃のぬるま湯ですすぐ
シャワーを直接顔に当てない
清潔なタオルで擦らないように顔を拭く
洗顔後はすぐに保湿
スキンケア商品の使用量をチェックする
乾燥肌の防ぐスキンケア商品
乾燥肌の方は刺激にとても敏感なため、アルコールや香料を含まない低刺激のものを選びましょう。セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・グリセリン・アミノ酸などの保湿成分を含んだ低刺激のものがおすすめです。
化粧品など水分を与えるスキンケアは蒸発しやすい液体状のものよりもゲル状のものに変えることで保湿力が上がってくるのでおすすめです。
保湿力
低刺激
洗顔料
クレンジング
美容液
乳液
クリーム
顔パック
日焼け止め
ノンコメドジェニック商品を使う
続けやすい商品
ニキビができてしまった時のスキンケア
まとめ
乾燥肌によるニキビは生活習慣やケアで改善できる
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